この記事では、エクセルファイルで表から数字/文字の入ったセルの数を数える方法を紹介します。
この記事を読めば、次のような状況に対応できます。
例:下記の表から、
①年齢を記入している方の数
②プレミアム会員の数
③男性の数
を知りたい
さっそく説明いたします!
関数紹介
今回紹介する関数は「COUNT関数」「COUNTA関数」「COUNTIF関数」です。
それぞれ、文法と使い方を記載しますと
関数名 | 文法 | 機能 |
COUNT | =COUNT([セル]) | [セル]の範囲で、数値の入っているセルの数を出力する |
COUNTA | =COUNTA([セル]) | [セル]の範囲で、空白でないセルの数を出力する |
COUNTIF | =COUNTIF([セル], [条件]) | [セル]の範囲で、[条件]と同じ文字の入ったセルの数を出力する |
となっています。
基本的にはすべてセルの数を出力しますが、見たいものの内容によって使い分けます。
次に、具体的な使用例を紹介します。
使用方法
COUNT関数
例:下記の表から、①年齢を記入している方の数 を知りたい
このとき、COUNT関数を使用します。
年齢はすべて数字なので、数字のあるセルの数 = 年齢を記入している方の数 となるからです。
COUNTの文法の[セル]には「年齢」の列を指定します。
上記のようにセルに書き込みエンターキーを押すと
このように年齢を記入している方の数(=数値が入力されているセル数)がわかります。
COUNTA関数
例:下記の表から、②プレミアム会員の数 を知りたい
このとき、COUNTA関数を使用します。
COUNTAの文法の[セル]には「プレミアム会員」の列を指定します。
上記のようにセルに書き込みエンターキーを押すと
このようにプレミアム会員の数(=空白でないセル数)がわかります。
COUNTIF関数
例:下記の表から、③男性の数 を知りたい
これまでの例では空欄のセルがあったためCOUNT関数かCOUNTA関数で問題ありませんでした。
しかし今回は、男/女/不詳のいずれかが入力されているので、どちらも使用できません。
このとき、COUNTIF関数を使用します。
COUNTIFの文法の[セル]には「性別」の列を指定し、[条件]には「”男”」を入力します
※””で囲うことを忘れないように!
上記のようにセルに書き込みエンターキーを押すと
このように男性の数がわかります。
まとめ
最後にもう一度文法を提示します!
関数名 | 文法 | 機能 |
COUNT | =COUNT([セル]) | [セル]の範囲で、数値の入っているセルの数を出力する |
COUNTA | =COUNTA([セル]) | [セル]の範囲で、空白でないセルの数を出力する |
COUNTIF | =COUNTIF([セル], [条件]) | [セル]の範囲で、[条件]と同じ文字の入ったセルの数を出力する |
COUNTIF関数の[条件]は、セルを指定することもできます。
そうすれば検索のようなこともできます。
色々試してみてください!
以上、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
メーカー勤務のサラリーマン
日々の業務を効率的に進めるため、
慣れない々プログラミングを勉強中。
AIを活用した日々の作業削減を目論みブログを開設。