【図解あり】ファイル名一覧をワンクリックで作成

この記事では、ファイル名のリストをワンクリックで作成するまでの手順を紹介します。
この記事を読めば、リストを作る手間が今後一切なくなります!

ファイルリストを作成したい場合、1つ1つ手作業でファイル名を入力すると
・作業時間が莫大になる
・ミスを引き起こす可能性がある
といった問題が発生します。

そこでこの記事ではファイル名一覧をリストを一瞬で作成するバッチファイルを紹介します。
バッチファイルを作ったことがない方向けに説明しますので、
誰でも簡単にバッチファイルが作れます。

それではさっそく説明いたします。

機能紹介

例：フォルダ内のファイルからpngのみのリストを作成したい

このとき、今回紹介するバッチファイルを使用すれば、

このようなファイルが作成でき、簡単にファイル名一覧が作成できます。

続いて、作り方を説明します。

バッチファイルの作り方

バッチファイルそのものの作成手順は、この記事を参照ください。
図解付きでバッチファイルの作り方を紹介しています!

コード紹介

今回使用したファイルの中身は下記です。

@echo off
setlocal enabledelayedexpansion

rem フォルダのパスを取得
set "targetDirectory=%cd%"

rem 対象ファイルの拡張子を入力
set /p "fileExtension=対象ファイルの拡張子を入力後、エンターキーを入力してください（例: xlsx,docx,txt,csv ...）: "

set "OutputFile=filelist.csv"

echo "ファイル名","ファイルサイズ (バイト)" > %OutputFile%

for %%f in (*%fileExtension%) do (
    set "FileName=%%~nxf"
    set "FileSize=%%~zf"
    echo "!FileName!","!FileSize!" >> %OutputFile%
)

echo ファイルリストが %OutputFile% に書き出されました。

endlocal
pause

この上のコードをコピーして、テキストに張り付けてバッチファイルにすれば完成です。
それだけでさっきのファイルが完成します。

使い方

先ほどの例を使って説明します。

step1:ファイルを起動する

完成したファイルを、対象のファイルのあるフォルダに保存します。

作成したファイルをダブルクリックすると、こんな画面が出てきます。

step2:対象のファイルの拡張子を指定する

次に、リストアップしたいファイルの拡張子(xlsxとか、jpegとか、pngとか、ファイルの末尾にあるやつです)を記入します。
今回の例では「png」と打ち込んでEnterを押します。

そうしたら作業完了です!

新たに作成されたエクセルファイルを開いてみると

このようにフォルダ内のファイルがリストアップされています!

ps1ファイルを使用する場合

今回はバッチファイルを使用しましたが、PowerShellでも同様の操作ができます。
ps1ファイルのほうが都合がよい方は下記をご覧ください。

ps1ファイルでファイルのリストを作成する

バッチファイルのカスタマイズ

今回はフォルダ内にあるファイルの名前とサイズをリスト化しました。
同様の方法で、作成日時のリストを作成することが出来ます!

そこで、次のような方は、それぞれリンクの記事をご覧ください。
作成日時のリストを作成する

以上、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。